具体性
「具体性」は、その単語が表す意味がどのくらい具体的か、または抽象的かを示します。
現実に存在する物や行動を表し、五感(見る・聞く・触る・味わう・嗅ぐ)を通して直接体験できる言葉は具体的な言葉です。
逆に、直接体験できず、言葉の説明を通して理解するような言葉は抽象的な言葉です。
その中間の言葉もあり、ある程度は感覚でイメージできるけれど、理解には言語的な知識も必要な場合があります。
具体的な言葉の例:
「甘い」:砂糖をなめて体験できます。
「跳ねる」:自分で跳んだり、誰かが跳ぶ様子を見せることができます。
「座席」:座席を指さしたり、その写真を見せることができます。
抽象的な言葉の例:
「正義」などは、感覚で示すことができず、他の言葉で説明するしかありません。
それぞれの単語が、あなたにとってどのくらい具体的・抽象的に感じられるかを「とても抽象的」〜「とても具体的」の尺度で評価してください。